これから春に向け、ワンちゃんニャンちゃんたちは繁殖の時期を迎えます。

繁殖をお考えではないようでしたら、今後の病気の予防のためにも避妊・去勢手術をお勧めしています。

ワンちゃんは、初潮を迎える前に避妊手術をすると95〜98%の確率で乳がんが抑えられることがわかっています。

そのためにも初めての生理が来る前の避妊手術をお勧めします。

 

当院では、避妊・去勢手術は混合ワクチン接種を終えた生後6ヶ月以上の子で行っています。

手術可能時期に関しては様々な説があり病院ごとに違いがあるとおもいますが、あまりに早期の手術では尿道など泌尿器系への発育阻害があるため、当院では生後6ヶ月以降としています。
メス犬の場合は、発情後しばらくは乳腺組織や子宮周囲の血管が発達しており、手術時の出血リスクが高くなるため、生理終了後1ヶ月以上経ってからの手術をお薦めしています。

 

 

◆オスもメスも手術は全身麻酔をかけて行うので、事前に健康チェック&血液検査を行います。
(血液検査をする時は必ず8時間以上絶食でいらして下さい)
予約は特に必要ありません。

 

◆手術は完全予約制で行っています。
術前検査で問題がなければ、手術日程の予約をお取りします。
(手術当日は、12時間以上の絶食・4時間以上の絶水でいらして下さい)

 

横須賀市の避妊・去勢手術への補助金制度もご利用いただけます(イヌは同年の狂犬病の予防接種をされている方に限ります)。

 

なお、2015/4/1より犬の不妊手術の助成金が廃止になります。

6ヶ月以上のワンちゃんで避妊・去勢手術をお考えの方は、お早めにご予約下さい。

 

担当:はるみ

 

動物病院ヘルスペット